ザリガニ日記

外資系の製薬企業で働く会社員Ranのブログです。主に英語の勉強法について書いていこうと思っています。時々雑多なことも書いてみようかな。

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英語で発音を最重要視する理由

こんにちは、Ranです。

今日は発音について書いてみたいと思います。

私が単語の勉強をするとき、知らない単語に出会って辞書を引くときには、必ず発音記号も合わせてチェックするようにしています。スピーキング・リスニング力を向上させるためには、単語と音の一致は不可欠だと考えるからです。

電子辞書、Webの辞書、smart phoneの辞書アプリ、私が使っているものは全て発音記号が確認できるものです。単語の勉強(いわゆるボキャビル)を行う際も、発音記号が書いてあるもの、かつ音声データが入手可能(CDやWebからダウンロード可能)の教材に絞っています。

音読やシャドーイング、Skype英会話など、「音」が関連するいろいろなトレーニングを皆さん行っていると思いますが、発音はこれら全ての基礎と言っても過言でないと思います。

英語の学習を始めるにあたり、どこから手を付けて良いか分からない、という人は多いと思います。これから英語の勉強を始めたい、特に英会話のレベルを上げたい、という人に何をお勧めするかと言ったら、私はなによりも先に、発音の勉強を挙げます。

 

発音を無視していると何が起こるか?

単語レベルで考えると、英単語の発音は2つの要素からなると思います。1つ目は母音・子音から成る音の組み合わせ、もう1つはアクセントの位置です。

私は学生時代、発音に対して全く気を使ってませんでした。読み書きのテストしかありませんでしたし、発音の重要性を認識する機会がなかったからです。

しかし、社会人になると英語でコミュニケーションをとる機会が増え、TOEICなどのリスニング対策などとも相まって、英語と「音」で接する機会が急増しました。

 

以下に、私が発音を勉強する前に勘違いしていた間違いの例を示します。

①発音の勘違い

字面だけで記憶してしまったもの、カタカナ英語から影響を受けたものなどが挙げられます。正しい発音記号も併せて示します。

  • 「launch」→「ラウンチ」:正しくは「lɔ́ːn(t)ʃ」
  • 「laundry」→「ラウンドリー」:正しくは「lɔ́ːndri」
  • 「theme」→「テーマ」:正しくは「θíːm」
  • 「height」→「ヘイト」:正しくは「háit」
  • 「cocoa」→「ココア」:正しくは「kóukou」


②アクセントの位置の勘違い

英単語の中には、スペリングは同じでも、アクセントの位置の違いで意味が変わったり、名詞・動詞の役割が変わったりします。自分が字面だけで判断して覚えてしまった単語の例を示します。赤字がアクセントの位置です。

  • 「名詞のimport」と「動詞のimport」
  • 「名詞のdecrease」と「動詞のdecrease」
  • 「名詞のpresent」と「動詞のpresent」
  • 番外編:「砂漠のdesert」と「デザートのdessert」(スペルは違いますが、発音は同じ、ただしアクセントの位置が違う)

①の誤りについては、自分が話し手の立場であっても、聞き手の立場であっても、コミュニケーションでワンテンポつっかえてしまうことになります。頭の中で(誤って)記憶している音と、本来の音に違いがあって、全く別の単語と認識してしまうからです。

②のアクセントの違いについては、会話の文脈から類推可能だとは思いますが、聞き手に余計な負荷を与えるという意味ではあまりよろしくないのかなと思います。

 

発音を勉強するための教材

では、発音を学習するうえで「実際どうやって勉強したらいいの?」と疑問になると思います。数ある教材の中で、私は次の本をお勧めします。 

関先生の世界一わかりやすい○○シリーズの発音編です。
英語の各母音・子音について、発音記号、口の形、単語の具体例を示しながら紹介してくれます。CDも付いていますから、音と合わせて学習できます。

 

本書を使って、まずは以下の3点を目標に理解するといいのかなと思います。

  • 各発音記号について、どのような口・舌の形をつくるかを理解する。
  • 実際の発音記号をみて、正しい発音とアクセントで発声できる。
  • 辞書を引く度に、正しい発音とアクセントでその単語を理解・記憶できる。

これらの3点ができるようになったら、あとはひたすら実践です。新しい単語を辞書で引くたび、発音記号をチェックし、可能であれば声を出し、正しく覚えていきましょう。ここから先はひたすら愚直に単語数を増やしていくだけです。

 

更にもうひと押しですが、可能な限り、音声機能付きの電子辞書や音声機能付きのWeb辞書を使って、発音が正しいかも確認してみてください。発音記号から再現した自分の音と違うことがきっと起こると思います。この発音のずれを認識し、正しい発音への調整を繰り返し繰り返し行ってみて下さい。慣れてくれば、実際の音を聞かずとも正しい音を再現できるようになってきます。

 

発音記号だけじゃない、関先生の本のいいところ

本書では、単語そのものの発音方法だけでなく、①文章の位置づけに伴う音の変化(弱形)や、②単語の前後関係・組み合わせに伴う音の変化にも触れられています。

  1. 弱形:例えば、「to」が「ト」、「and」が「n」と発音されるなど
  2. 単語の前後関係・組み合わせに伴う音の変化:「check it out」が何故「チェケラ」のような発音になるのか

上記に加えて、アルファベットの組み合わせに応じた発音のルールも紹介されています(「ai」とくれば、「ei」の発音、「ou」と来たら「ou」と発音するなど)。これを一通り知っておくと、単語のスペルをみて、発音記号を見ずとも発音をおおよそ推定することができるようになります。

弱形やスペリングによる発音ルールについては、発音記号からは一歩発展した内容です。発音記号を押さえてから取り組むと良いと思います。ただし、これらの内容も最終的にはmustで理解すべき内容です。

発音記号に加えて、弱形、音の連結、スペリングによる発音ルールがコンパクトに一冊にまとまっているこの本は、本当にお勧めです。

 

終わりに

音読やシャドーイング、Skype英会話など、「音」が関連するいろいろなトレーニングを行っていくと思いますが、せっかくやるなら、その効果を最大限にしたいですよね。

発音の概要については、この一冊で十分だと思います。1セクションあたりの分量も少ないので、隙間時間での勉強にも使えます。もちろん、可能な限りCDの音と一緒に理解していくことが大事です。

関先生の本書を一回りして、発音記号を正しく理解・運用できるようになるまでに、早くて1~2週間、遅くとも4週間もあれば終えられると思います。本書での学習を終えたら、音読をするとき、単語を調べるときなど、「発音法の辞書」的に使ってみてください。
英語のコミュニケーション力を鍛える上で、発音を押さえることが一番大事な部分だと思います。発音の勉強は短期間で終えることができます。効果は絶大です。たとえ遠回りに見えたとしても、ぜひトライしてみてください。

 

発音に関係する内容は、またどこかで触れたいと思います。

それでは、また。

 

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